サイパンダイビングの紹介

サイパン日航ホテル沖の戦車ポイントでダイビング!

関空からのサイパン直行便が無くなったので、グアム経由なのだ。
関空を22時にJALで出発
→グアム午前2時半到着
→グアムを午前7時にコンチネンタル航空で出発
→サイパンに午前7時50分到着
という、かなり大変な旅程。
グアムーサイパン間の飛行機は写真の通りプロペラ機。
機内は狭くて、46人ぐらいが乗れる。
ATR42/72という機体でフランスとイタリアの飛行機のようだ

空港に着いたら、サイパンのダイビングショップ・エーストマトの河原さんが迎えに来てくれていた。
今日のお客さんは俺っちだけのようだ。
そのまま、ショップに向かってお昼からのダイビングに備えてちょっとだけ仮眠。だって、寝てないんだもん。
昼から、2ボートダイビング。
船はアリウス。
今日の乗船客は、エーストマトチームと、ボートオーナーチームと、もう1ショップの3チーム。
エーストマトとボートオーナーチームはどちらもお客さんは一人ずつ。ボートオーナーのお客さんはイントラさんのようだ。
そして、もう一チームが大所帯だったのだが、日本からのショップツアーさん。さらに、このショップツアーはテックダイビングチームと一般ファンダイビングチームに分かれていた。
日航ホテル沖の戦車が沈むポイントでテックダイビングしたいとのリクエストがあったようで、1本目のポイントは日航ホテル沖のタンクポイント。噂には聞いていたが、俺っちはここで潜るのは初めてだ。

エントリーして中層を戦車が沈む方向へ移動する。
アンカーした場所は水深15mぐらいとけっこう深い。
戦車の沈む場所までの道筋は、テックダイブチームが水底にロープを張っているので、迷わずお気軽に到着。

戦車が見えたら、急速潜水だ!

キャタピラとかかなり原形をとどめる形で残っていた。

水深35mからの緩やかな斜面にその戦車は静かに横たわっていた。

写真に写るのはボートオーナーのOさん。
そして、これが日本から来られていた別ショップのテックダイビングチーム。

ダブルタンクを背負って、さらに、タンクを2本腰にぶら下げてました。

水深46mの砂地に、もう一大戦車が裏返しになっていた。

滅多にダイバーは来ないポイント。
アジアコショウダイやヨスジフエダイがダイバーを気にすることなくのんびり泳いでいた。

深場の定番、アオスジスズメダイがいた。

アオスジスズメダイをみると、水深40mぐらいのところに居るんだなぁと実感する。

そして、深場の定番ヒレナガヤッコも普通にいた。
サイパンではヒレナガヤッコは水深40mを超えると、見ることが出来る。

こいつはヒレナガヤッコの雌。

こっちはヒレナガヤッコの雄だ。
深いので、滞在時間は数分に限られる。
テックダイビングチームを残して、みんな早々と退散。

このダイバー達は、テックチームと一緒のお店のファンダイビングチーム。

サイパンの透明度の高い海で、下から見上げると絵になる。
浮上途中で、普通種のハタタテハゼを何気に激写。
水深20mぐらいのところにも、けっこういろんな残骸があった。
ボートの下に戻ってきて、充分安全停止。
海も穏やかだし、透明度も良いし、安全停止でぼーっと中性浮力を維持して浮かんでいるだけってのも気持ちいいもんだ。

船からは、テックダイバー用に純酸素や、50%酸素タンクがそれぞれの水深にぶらさげられていた。

今回のようなダイビングは滅多に出来るものではないが、なかなか興味深いものだった。

お客さんが少ないエーストマトだとこういうレアな体験ができることもたまにある。
   

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