2007年パプアニューギニア・マヌスダイビング旅行記

パプアニューギニアのマヌスでダイビング; ララアイランド

 パプアニューギニア4日目の今日の1本目は沈潜予定だった。
でも、夜に雨が降って透明度が悪そうということで、ララ島というホテルのすぐ沖にあるインリーフポイントに変更になった。

透明度悪いから沈潜やめたのに、なんで透明度が悪いことがわかっているインリーフに潜るのか、ガイドさんの気持ちが理解できなかった。

エントリーすると、透明度3m〜5mで最悪。

最初は砂地で、こんなハゼ系のお魚とトウアカクマノミばっかり。

 

 水深も8mぐらい。

普通種のサラサハゼ。

こんなのを撮るってことは、たいした被写体が居ないってことだ。
はるばるパプアニューギニアのマヌスまで来て、なんでこんな濁ったインリーフでダイビングしてるんだろう?って、ちょっと鬱になった。

 

 モンダルマガレイとかもいた。

そして、またしてもハゼ。

このポイントはマクロ好きにはいいだろうけど、俺っちマクロは全然興味ないんだよなぁ・・・。

外洋の豪快なドロップオフの深場好きな俺っちは、ここは全く逆の世界。

   

 コロダイの幼魚かな?

   

 砂地をゆっくり進んで、じっくりマクロを探すというスタイル。

イソギンチャクの上に、エビが居た。

   

 砂地にイソギンチャクが点々とあって、トウアカクマノミがそこかしこにいた。

   

 こいつは、普通のクマノミ。


   

 カクレクマノミに似ているが、カクレクマノミではない。Eastern Clown Anemonefish, あるいはClown Anemonefishというお魚。

   

 ギンガハゼの黄色バージョン。

   

 ダンダラスズメダイの若魚だ。

   

 スパインチークアネモネフィッシュ!
これで、パプアニューギニアで見たクマノミは9種類だ。

クマノミ天国のパプアニューギニアのマヌス。

ガイドさんは、このスパインチークを見せたくて、ここのポイント選んだのかな?

   

チリメンヤッコ。
濁った海での悲しいダイブだったが、チリメンヤッコが見れたことは率直に嬉しい!

俺っちがチリメンヤッコに興味を示していたのをガイドさんは覚えていて、見つけて呼んでくれたのだ。

チリメンヤッコはインリーフに住むので、外洋潜ってたら会えなかったな。
   

 マンジュウイシモチもいた。

近くに、チョウチョウコショウダイの幼魚もいた。

   
  珊瑚、珊瑚、珊瑚!
ダイビング後半は、砂地から一変して、珊瑚の群生だった。

  ここは透明度がよいときに3本目に潜るといいポイントだと思う。
透明度が悪いときに1本目で潜ると、がっかりのポイントだ。
マヌス常連さん相手だったら、1本目でもいいと思うけど・・・。
   
 インリーフを好むチョウチョウウオのヤスジチョウチョウウオ。

パラオでも、マリンレイクとかのインリーフにいる。
   
 こんな風に、珊瑚はかなり立派。
でも、今回は透明度が悲惨だった。
   
☆潜水データ
最大水深;
10.5m
平均水深;5.5m
潜水時間;78分
透視度;5m
水温;29.6℃
海況;

おまけ
浅場のダイビングだったので、78分のロングダイブ。
ちょい若い夫婦のダイバーは、途中で飽きて先にボートに戻った。
パプア常連さんがお客さんじゃない場合は、このポイントは1本目に使うのはどうだろう?っておもった。

まあ、珊瑚は立派なんだけど、ここで透明度がいい時って滅多にないだろうな。

 

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