Dive to Blue

タイダイビング旅行~2013年 GW 南アンダマン@パヌニーヨット~

2013年05月03日 南アンダマンダイブクルーズ1本目 シャークポイント

タイ・マリンパーク方面シャークポイントのキンセンフエダイ

さて、前半のシミラン諸島クルーズに引き続いて、後半の南アンダマン海でのダイブクルーズに参加です。
そのままパヌニーヨットから降りることなく、後半からのクルーズのお客さんが乗船してくるのを船で待つ。前半のクルーズから続いて参加するのは俺っち含めて5人。
後半だけ参加が12人でした。

クルーのアペさんが、航海中の安全を願って、出航前にお供え物をしていた。

シミラン諸島ではマンタは良く見られるけど、ジンベイザメはまず出ないと思う。
一方、南アンダマンのヒンデンやヒンムアンはマンタはもちろん、ジンベイザメもよく出る。
南アンダマンでのダイビングは、シミラン諸島ほど有名じゃないけど、大物好きな人は南アンダマンの方がお薦め。

ただし、シミラン諸島よりダイビングスキルは必要となる。フリー潜降が出来ない人や耳抜きに難がある人にはお薦めしない。もちろん、中性浮力がちゃんと取れることが必要なのはいうまでもない。

さて、お供え物の準備が終わったところで、出航です。

操舵室だけではなく、船首にも果物とかがお供えされている。

そして、出航前の恒例儀式

爆竹!

かなりうるさいです。
パヌニーヨットでは出航前には必ず爆竹ならす儀式があります。

午後3時前にマリンパークのシャークポイントに到着。

後半の南アンダマンダイブクルーズから参加の12人はこのダイビングがチェックダイブとなる。
チェックダイブと言っても、特に何かするわけではなく、水に慣れるのとウエイト確認目的。

普通種のミツボシクロスズメダイがいたけど、地味だなぁ。

俺っちのチームは、前半のクルーズから参加している4人と、このクルーズから加わった男性ゲスト1人のゲスト5人。ガイドは前半と同じくリアンさん。

シャークポイントは、去年のGWに一度潜ったことがある。
透明度はシミランよりちょっと劣るけど、シミラン諸島とは違った魚がいっぱいいて楽しいポイントだ。

砂地でヤッコエイ見つけた。

こいつはどこででも見られるヤシャベラだな。

こいつも、太平洋方面まで広く生息域が分布するマダラカザリハゼ

アンダマン方面にしかいないNEILL'S HOGFISH

1年ぶりだぁ。

外洋に旅立つ前のミナミハコフグ青年

幼魚から大人に変わる間って感じ。
ほぼ大人な色だね。

キハッソクとも1年ぶりのご対面。

普段目にしない魚を見るのは楽しい♪

婚姻色になっていたグリーンクロミス

ダスキークロミスともいうみたいだ。
婚姻色モードのピピ島方面にはグリーンクロミスがいっぱいいる。
発情しまくりのグリーンクロミス君です。

タイって、モンハナシャコが多いなぁ。
しかも、タイのモンハナシャコは結構穴から出てきている根性あるやつが多い。

モンハナシャコよりイセエビの方が良いなぁ
(^^ゞ

ウミウチワをバックにハクセンタマガシラなのだ。

抜けるという透明度では無かったけど、写真撮るのに問題ない程度に、まずまず綺麗だった。

キリンミノかな?

超美しいチョウチョウウオ!

ハシナガチョウチョウウオだ。
こいつはミクロネシア方面にはいない。

このチョウチョウウオはメチャメチャ美しいと思う。

なぜか、シミラン諸島では見かけたことがない。ピピ島方面にはいっぱい居る。

そして、リチェリューロックに行かなくてもタイガーテールシーホース見れるもんね (^_-)-☆

こいつはリチェリューロックで見れることが有名だけど、シャークポイントにもいるのだ。

クロヘリイトヒキベラもいた。

ヒレが閉じてるのがちょっと残念なところ。

シャークポイントはクマノミ天国でもある。

スカンクアネモネフィッシュやカクレクマノミがいっぱい居るのだ。

さらには・・・。

これまた1年ぶりのタキゲンロクダイ

タキゲンロクダイもシミラン諸島では見かけない。
シミラン諸島とピピ島って凄い近い距離にあるのに、見れる魚が違うっているのが不思議なところだ。

見れる魚が変わるので、前半のシミラン諸島クルーズと後半の南アンダマンクルーズの両方に参加するのがお薦め。

カクレクマノミもシャークポイントではいっぱい見つかった。
こいつは普通種のヨツメトラギスのメスだろうな。

大きなミズガメカイメンがあった。

カイメンってなんか気持ち悪いと思うのは自分だけ?

マダラハタも無防備に休憩中。

ハタは食べると美味しいんだ。

スカンクアネモネフィッシュと一緒に写っているのはカザリキュウセンのメスのようだ。

ガイドのリアンがタンクを叩いて、みんなを呼ぶ。

指さす方向にはレオパードシャークがいた。
まだ子供の個体だった。

シミランと南アンダマンでこれまで70本潜って一度も見てなかったレオパードシャークだ。
ジンベイザメやマンタは見たのに、レオパードシャークとは不思議と縁がなかったが、やっと遭遇。

俺っちが一番近くにいたので、行こうと思えばすぐにレオパードシャークに近づけたんだけど、逃がして他の人見れないと可哀想なので、他に人が来るのを待ってからレオパードシャークの正面から寄った。

そして、上の写真を撮って、ゆっくり後退して、正面位置を他の人に譲った。
女性ゲスト2人が、レオパードシャークにかぶりつく勢いで寄ってます。 (^^ゞ

レオパードシャークも、かなり長い時間我慢していたけど、いい加減フラッシュの光が眩しくなったのか、逃げていった。

しばらく進むと、またレオパードシャークがいた。

さっきのよりさらに小さい別個体。

70本潜って見れなかったのに、今回は2匹見るなんて、海はわからないなぁ。

まあ、シャークポイントいうポイント名は、嘘では無いと言うことだ。

砂地には、ブラックチンスリーパーズゴビーがいて、前半のダイブクルーズでは別チームだったけど、この南アンダマンクルーズから同じチームで潜ることになったAさんに教えてあげた。

Aさんは、ダイビングタイムが長い魅力に負けて、後半からナイトロックスを使用して、ナイトロックスチーム(リアンガイドチーム)に合流したのだ。 (*^O^*)
ガイドのノリさんの魅力より、ダイブタイムを選択したAさんでした。

コブシメなんかもいました。

プーケットの周りではモンハナシャコ同様、コブシメもよく見かける。

 

このシャークポイントでもキンセンフエダイはいっぱい群れていた。

でも、こっち側は透明がイマイチなので、群系を写真撮るにはイマイチ。

アオスジハタも結構見かけた。

ダイブタイムも60分近くなって、大きな根に到着。

この根には確かトマトアネモネフィッシュがいたはずだと思って、根のトップ付近を探していたら、下からコラーレバタフライフィッシュの群がやって来た。トマトアネモネフィッシュ探しを一時中断して、ちょっと深めに移動。

そして、また根のトップ付近を探して、やっと見つかった。

トマトアネモネフィッシュの子供です。

1年前に潜ったときの記憶が正しかったヨ。

ダイブタイムは69分で、平均水深は15.4m。平均エアー消費は12.6L/minと多くないのに、さすがにこれだけ潜ると、エアーの残りがかなり少なかった。
後半の南アンダマンダイブクルーズから参加したお客さんが1人同じチームに加わったんだけど、エアーが少なくなって、近くにいた他のチームと一緒に上がってた。男だとエアーは厳しいと思う。

2本目はビダノックでダイビングがあったんだけど、俺っちは疲れてたので翌日からのヒンデン・ヒンムアンでのダイビングに備えてキャンセルした。

前半のクルーズから潜り続けているので、ちょっと窒素抜いた方が良いという判断もあった。

みんなが潜っている間に、船でノンビリしていると疲れからだんだん気分が悪くなって、みんながエグジットしてくるのを待たずに、そのままベッドに入って午後5時頃から就寝。
晩ご飯も食べずに、朝まで死んだように眠った。

このクルーズでは、こういう風に疲れて晩飯も食べずに寝てしまうことが毎年1回しているような・・・。毎日60分前後の長いダイビングを4本潜っていると体に疲れがたまるんだろうな。

  

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