狙った獲物はハズさない。

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【ダブルバーアンティアス】

今日は、テニアンでのダイビング。
テニアンは久しぶりです。
最近は、タイミングが悪くて、なかなかテニアンにいけなかった。
今日は、ちょっとうねりはあるものの海況も良く、スイスイテニアンにいけました。

1本目はテニアンフレミング。
今日の狙いはダブルバーアンティアスを一眼で綺麗に撮ること。
以前に見かけたブイ下から水深30mほどをゆっくり流してサーチ。
数分で発見。
テニアンではダブルバーアンティアスが水深30mで見れるので、粘って写真撮れる。
こいつはかなりレアな魚で、ファンダイビングの水深では普通は見れないはずの魚なのに、なぜかテニアンフレミングは30mと浅いところに居るのだ。
俺っちがこいつをフレミングで初めて見たのは2008年の秋だったと思う。
その時は、スミレナガハナダイの性転換途中だと思っていた。
その後も、深場にニラミハナダイを見に行ったあとの浮上中に何度か見ることがあって、性転換の途中で止まっちゃったのかな?と思っていた。
ということで、少なくとも2008年の秋からもう3年もここに住み着いているから、アクアリストが来て捕っていかない限り、ずーっと居るんじゃ無いかと思う。
パラオのシアストンネルとかでも見ること出来るけど60m付近なので、ダブルバーアンティアスみたい人はサイパンに来るべしだ。

今日の1本目はダブルバーアンティアス一本勝負みたいな感じで、水深30mで結構粘った。

そして、フレミングの浅場で窒素抜きをしていると、これまた驚きの魚を見つけてしまった!

こいつを見て直ぐ名前が出てくる人は、お魚フェチ認定。
アキレスタンです。
和名はアカツキハギ。
ゴマニザに混ざって2匹確認。
水深3mのうねりが凄くて、泡だらけのところに居たので、かなり粘ったけど、こんな写真しか撮れなかった。
あのうねり&泡だらけの場所は、かなりの中性浮力コントロールと体コントロールが要求される。
超浅いけど、サージが強くて岩にからだぶつけちゃうので、こいつを見に行くのはある意味危険かも。

前から普通に居たのかもしれないけど、フレミングの水深3mの波打ち際なんて、サージが強すぎて近寄ってなかったので、こいつが居ることに今日初めて気づいた。
アキレスタンは、ハワイ諸島ではそれなりに見かける魚。
日本では、小笠原諸島で目撃例があり、南鳥島にも居るようだけど、日本では滅多に見ることが出来ないだろう。
それにしても、アキレスタンまで居るとは、テニアンフレミングはビックリなポイントだなぁ。

サイパンで400本以上潜っているけど、まだまだ見逃している魚居るんだろうなぁ。
だから、同じポイントで潜っても飽きないんだけどね (^_-)-☆

今回も、エーストマトのボスにしっかりサイパンの海を楽しませてもらいました。 m(__)m

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2 Responses to “狙った獲物はハズさない。”

  1. かつや より:

    いつも綺麗な写真拝見してます!!
    見れば見るほど、ダイビングに対する思いが伝わってきます^^v
     
    ハマればハマるほど、体と深度を天秤にかけることも多くなるなると思います!!
    無理しちゃダメダメですよ!!
     
    また、素敵な写真期待してます。

  2. admin より:

    お久しぶりです。
    mixiちょくちょくチェックしているのですが、中国だとネット環境悪そうですね。
    もしかして、無事奥さんと日本に帰国されたんでしょうか?
    夢にチャレンジで頑張ってください。

    海は、本当に知らないことが多くて、超楽しいです。
    陸上のことは、TV映像が発達した現代では、日本に居ながらにして世界のことが身近に知ることが出来るけど、地表の70%を占める海中のことはほとんどわかってないのが魅力ですね。
    生まれ変わったら、海洋学者になりたいなぁ・・・。