チェルノブイリの放出量の1割って・・・。

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【モルディブの水上コテージの風景】

福島原発事故のレベルが、レベル5から2階級特進してレベル7と認定されたようだ。

チェルノブイリと同じレベルになったということは、放射性物質の放出が止まっても、海外からの観光客が福島県及びその周辺地域に来てくれるようになるには、長い年月が必要になるだろう。
農業、漁業だけでなく、観光業も大打撃を受けるのは避けられないだろう。
いや東北地方だけでなく、関東、あるいは日本全体の観光客が激減するだろう。
外国人から見れば、東北とか関西とか区別付かない。
狭い日本ひとくくりだろう。

しかしレベル6を通り越すっていうこと自体が、日本政府が今まで過小評価していた証明になっている。
しかも、今になって事故後数日間で数万テラベクレルの放出があったって認めている。
ということは、原発事故起こった初期の頃に関東地方から待避していた人は賢明だったということかな。
その当時は、政府発表では格納容器に破損はないので大したことないって発表していた。
しかも、使用済み燃料保管プールがあるってことが報道されだしたのは爆発があって数日後から。
でもネットでは爆発前から、使用済み燃料プールがあるはずなのに、TVでの原発の説明図では燃料プールが意図的に消されていると話題になっていた。
実は、原発事故の初期数日間にチェルノブイリの放出量の1割近い量の放射能汚染物質がまき散らされていて、レベル7相当だったということだ。

しかし、今になってもチェルノブイリの1割しか放出しておらず、チェルノブイリより相当少ないと言っているのには驚き。
1割ってのは当然10%。
えーっと・・・。
ゴーストタウンを作り出し、人体に深刻な影響を及ぼしたチェルノブイリ事故と比較して、その10%って十分すぎる量だと思うのだが・・・。
そして、チェルノブイリは急性被曝で死亡した人が29人で、福島では0人なので事故程度はかなり軽いという意味のない比較なんかしている。
チェルノブイリで急性被曝で死亡した人は、高放射線下で事故を収束させようと頑張った作業員の方。
本当に問題にすべきは今後10年、20年で健康被害に遭う、作業員じゃない一般人の方なのだ。
放射線の健康への影響は、浴びた量にほぼ線形にしたがう確率的事象だというのが一般的な説。
そうすると放出量が1/10ということは、原発から同じ距離に同じ密度で人がいた場合の仮定では、チェルノブイリ事故で10年、20年後に影響が出ている住民たちの1/10の割合で日本でも被害が出る可能性があるということだ。
これは、かなり深刻なレベルだと思う。
問題ないというなら、事故時の風向きや原発からの距離と人口密度を比較して、科学的に検証して問題ないというべきだ。

NHKで過去に報道された特集では、チェルノブイリの事故の影響でガンだけでなく、奇形児や流産や発達障害というのが事故20年経って出てきているということだった。
そんなNHKが、今は「直ちに健康に影響がないので、大丈夫」ということをアナウンサーが言っているのには違和感を感じる。
いまその番組を再放送したらNHKには拍手を送るのだが、きっともう永遠に再放送されることはないだろう。
Youtubeにはアップされているが、きっとすぐに消されるだろう。

日本のマスメディアは地に落ちている。

安全だと言う意見・説と同じに、危険だという意見・説も報道すべし。
それを聞いて個々人が判断して、行動すべきだ。
マスメディアが判断して、国民に一方的な情報を流すのはおかしい。
記者の知識&判断レベルなんて、たかがしれている。
何様のつもり?
日本は専制国家ではなく、民主国家なのだ。
 

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