α線粒子が検出された。

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東京電力の会見で、プルトニウムが検出されていることが発表された。
もう、チェルノブイリ級の事故というか、それを越えているのではないか・・・。
これが恐ろしいのは、ヨウ素やセシウムのようなガンマー線粒子と異なって、通常モニターされていないこと。
だから、どこまでプルトニウム汚染が広がっているかわからない。
原発構内だけかもしれないし、もっと広くひろまっているかも・・・・。

核実験でフォールアウトされたものと同一レベルで微量だという主張だけど、そんな説明で安心できる人どれぐらいいいるんだろう。

プルトニウムは体外で被曝する分には服でアルファ線は止まるので問題ないけど、体内に入ったら・・・。
会見では外部被曝の影響は小さいってことを繰り返していたが、内部被曝は???
内部被曝しちゃったら最悪の物質なんですけど・・・。
半減期は2万4千年・・・。

つーか、今まで検査しなかったことが異常ですね。
中性子線が時々検出されていたことを考えると、プルトニウムが外部に漏れている可能性が高いことは普通に予想されていたことだけど、あえて検査していなかったと考えるのが自然。
まあ、検査したらみつかることは東電関係者や、政府はわかっていたと思う。

もう、福島原発は制御できない状態になっているんじゃないかな。
プルトニウムがでている環境で作業するのは命がけだ。
現場で危険に向き合いながら対応している人には、本当に頭が下がる思いだ。

なんとかこれ以上悪くならないうちに収束させて欲しいけど、かなり厳しそうだ。

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