オーシャニックのダイビングコンピュータ VT4解説その4

オーシャニックのダイビングコンピュータ VT4解説その4 はコメントを受け付けていません


P1018128

【タイ・シミランのスカンクアネモネフィッシュ】

週末のサイパン旅行の準備を始めました。
まずは、ストロボやカメラやライトのバッテリー充電を開始。
電池の数が多いから結構時間がかかるのだ。

出発まであと4日! (^_^)v

2ヶ月ぶりのサイパンだぁ♪
今日本は超寒いので、常夏のサイパンが恋しすぎるぅ~

 

さて、話は変わってオーシャニックのダイコンVT4の解説その4だ。
今日は、電子コンパスの説明なのだ。

VT4は購入後初めて電源入れたときや、電池交換後は、電子コンパスを使う場合にはキャリブレーションが必要。
キャリブレーションの方法は次の通り。
1. 表示面を下に向けて、ビープ音が鳴るまで待つ。ビープ音が鳴るまでだいたい10秒ぐらいかな。
   机の上に裏返して置けばよいとおもう。ただし、地上に対してできるだけ水平に。
2. 次に、表示面を上に向けて、ビープ音なるまで待つ。数秒でビープ音が鳴る。
   机の上に、普通に置けば良いと思う。ただし、地上に対してできるだけ水平に。
3. 今度は、表示面を上に向けたまま、地上に対して水平を保ったまま、ダイコンをゆっくり360度回転させる。
   ただし、15秒以内に回転を終えなければならない。
   ダイコンを回転させると液晶表示に、円が描かれる。
   円がちゃんと描かれれば、キャリブレーション終了。
   キャリブレーションが失敗した場合は、1からやり直し。
   3回続けて失敗すると、キャリブレーション画面から自動的に抜ける。

キャリブレーションが終わったら、電子コンパスが使えるのだが、VT4の電子コンパスは表示モードが2種類ある。
◎普通のコンパスと同じように、指針が常に北を指すモード
◎方向をセットしたら、そのセットした方向を常に指針が指すモード

自分の進んでいる方向は0~360度で数値表示される。
ダイビングでナビゲーション的な使い方するには、セットした方向を常に指すモードの方にセットした方が良いかな?
このモード切替は陸上でのみ可能で、水中で切り替えることは出来ない。
セットした方向を180度リバースする機能があるのは、VT4の電子コンパスの良いところ。
でも、方向セットは何回かボタンを押してメニューを選択しなければならないので面倒。
水中で使うんだから、1回のボタン操作で方向をセットしたいものだ。

陸上で試しに使った感じだと、電子コンパスの指針の動きは2テンポぐらい送れる感じで反応が遅い。
反応が遅いので、狙った方向に一発で向けない。
この反応が遅いのはVT4の電子コンパスの弱点だな。

ウワテックのガリレオの電子コンパスの方が反応は速い。
そして、ガリレオは指針が動くのではなくて、外周のベゼルが動く方式。
この表示方式が出来るのは、ガリレオの表示領域が非常に広いからだと思う。
VT4の液晶表示領域だと、指針を動かすことしか物理的に無理だろう。
好みの問題だけど、俺っちは指針が動くのではなくて外周のベゼルが動く方式の方がわかりやすい。
ただし、ガリレオはセットした方向の180度リバース切り替えは無い。

俺っちはガリレオとVT4を2つ持ってダイビングするつもりだけど、コンパスはガリレオの方を使うと思う。

関連する記事はこちら:

Comments are closed.