時間の流れが違いすぎ

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出来るだけ人との接触避けたくて、数分レベルだけど地下鉄に乗る時間を後ろにずらした。
そしたら今日は座れた。

まあ、今は街中で検温しまくって新規感染者は2日に1人程度しか見つからないないので、上海で罹患する可能性はほとんど無いと思うけど、気をつけるに越したことはない。

マスクは相変わらず購入は難しいみたいだけど、会社に行けば1日につき1枚のサージカルマスクが今は貰えるので、うちの会社ではマスクの心配はほぼ無用。

日本と違って消毒用アルコールは、ネットで普通に購入可能。

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日本からいっぱい持ってきたので手とかの消毒用アルコールはまだ潤沢にあったけど、4日前に京東で消毒用アルコール2.5l購入して今日届いた。
1400円ぐらい。

これを、スプレーボトルに入れて、ドアノブとか、水道栓とかに惜しみ無くスプレー!

でも火気厳禁!

それにしても、日本と中国って時計の針の進む時間が違いすぎる。

中国は10日で1000床の専門病院建てた。
CTスキャナーも上海から運んで据え付けた。
日本は、会議して3日間使って、首相がイベント自粛要請しただけ。
しかも、要請であって、強制ではない。
同じ地球上で同じ時間を共有してるとは思えない。

でも、満員の通勤電車を毎日大勢が使ってたら、イベント自粛効果は限定的。
こういうのは一気に幅広くやらないと効果が薄い。

さらに、イベント自粛とかは、感染スピードは少し鈍らせられるけど、患者数減少効果は期待できない。
減少させるには、感染スピードを鈍らせると同時に、徹底的な疫学調査で濃厚接触者を含めて厳格な強制自宅待機をする必要あり。
そのために、感染者を見つけ出す必要があって、疑わしい人全員への検査が必要になる。
中国が実行したのがまさにこれ。

ところが、コメンテーターの社会学者とか、ダイヤモンドプリンセスで物議を醸した感染症専門家までもが、軽症患者に検査してわかったところで治療法がないから意味ないってこと言ってる。
興味本位で検査しても意味ないけど、周辺隔離をするために非常に重要。
本質は検査することではなくて、早期に感染者を見つけ出して、周辺含めて強制(自宅)隔離すること。
ワイドショーで、検査しないことを問題視してるけど、本質は検査後の隔離を日本はする気がないこと。
する気があれば、新型インフルエンザ感染症指定相当の事をして、強制隔離ができるような体制にすでにしているハズ。

誰も最初は抗体持ってないので、隔離をしなければ、速度は鈍らせても患者は増える一方。
そもそも、短期間に結構再発するみたいなので、抗体ができるかどうかもあやしい状態。
もし抗体できないなら、考えるだけでも恐ろしい。

中国は早期に封鎖したので、湖北省だけがひどくて、他はそれほどじゃなかったので、他省から医療スタッフを数千人規模で投入出来た。でも、それでも足りてないようだ。
食料品とかも周辺の省から供給できてる。
湖北省は中国全体から見ればごく一部。
日本は、広まったらほぼ全国規模だろうから、そういう支援を供給出来る所がない。

最悪に近いケーススタディかもしれないけど、武漢の例を見るとありえなくはない。
厚生労働省は、そんなシミュレーションぐらいしてないのかな?

それでも、今の対策で十分と言えるのだろうか?

普段なら人命最優先とは多くの日本人が思ってない中国が、ここまでのことをしているという重みを考えないといけない。

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