Archive for the ‘ダイビング’ Category

今日はテニアンでのダイビング♪  新品の7mmウエットスーツに苦労するの巻

今日はテニアンでのダイビング♪  新品の7mmウエットスーツに苦労するの巻 はコメントを受け付けていません


【テニアンフレミングのヘルフリッチ】

きょうはおれっちが大好きなテニアンでのダイビング。
毎日、テニアンでのダイビングだったら嬉しいのにってぐらい好き♪

1本目のフレミングでは、まだ見ぬレア種を求めてディープへ!
でも、その前に新品の7mmのウエットスーツで、潜降出来ず。_| ̄|○
ボートが一緒だった、ガイドの河原さんにはいうまでもなく、他店のインストラクターさん達の前で潜降出来ず醜態をさらすことに。
(^^ゞ

4ポンド(1.9Kg)ぐらいつけてれば大丈夫だと思ったんだけど・・・。

結局、ボスの助けを借りてそのままのウエイトで無理やり潜降。

6mを越えれば、4ポンドでも問題なし。
ディープに行けばBCにエアーを入れる必要もなくちょうど良い感じ♪

今日は、ブイからちょっと南側のドロップオフの深い場所探索。
でも、思ったより底が浅かった。
フレミングも南にずれると、底が浅いことを今日知った。

そして、フレミングにもアオマスクが居たんだ・・・。

でも、アオマスク見るならナフタンが浅くてお薦めです。

計画水深に達したらブイ側に流す。
深いところは上と逆の流れだった。

ニラミハナダイとか定番種は普通にいたけど、まだ見ぬレアものは今日は発見できず。

そして、前回のサイパンダイビングで、フカミスズメダイのマリアナバージョンだと判った可愛いあいつも居ました。

右上の魚がフカミスズメダイの北マリアナバージョン。
胸鰭の付け根や腹びれに特徴の黄色が欠如しているのだ。

そして、こいつが居る水深にはアルファースズメダイの幼魚がいっぱいいる。
左下に移っている尾鰭が黄色い魚がアルファースズメダイなのだ。

でも、初日の1本目のディープは魚を探す余裕がちょっと減るので、本当は2日目に行きたかったなぁ。

このあと浮上。

水深15mから段階的な減圧。

水深9mまでは問題なかったんだけど、ウエットスーツの浮力で水深6mと3mでの減圧がちょっと・・・・。 (^^ゞ

結局、ガイドのボスにウエイトを1.9Kgもらいました。 m(__)m
まあ、アンカーラインに掴まればウエイト増やさなくても減圧できたんだけど、今日は浮上にアンカー使うダイバーがいっぱいいたので、重りをもらってアンカーラインを空けた方が良かった。

 

水面休息45分した後、今度はテニアングロットの深場にGo!
今回はウエイトを8ポンド(3.6Kg)に増やしたので潜降は余裕。
というかちょっと増やしすぎだ。
3Kgぐらいで充分。

テニアングロットでは、ドロップオフの底に。

アケボノハゼを探すも見つからず。

ここではアルファースズメダイの完全幼魚と、成魚になりかけの個体を激写。

アンボンクロミスの下に居る小さな魚がアルファースズメダイの完全幼魚。
左側が成魚にほぼなる直前て感じ。

深場を好むベラのホクロキュウセンも居ました。

周りにはニラミハナダイの一群も居た。
でも、そろそろ浮上しないとという感じだったので、ピンぼけ写真。

8ポンドもつけて潜ると、深場ではかなりエアーをBCに入れまくった。
明日は6ポンドにしようかなぁ・・・。

しかし、7mmの新品ウエットスーツの浮力はハンパじゃないですねぇ。
暖かさも抜群で、全く寒さ感じなかった。
良い買い物したと思う。

昼はアグライアでいつものミックスフライ定食を食べて、そのままホテルに送ってもらった。

午後2時から5時過ぎまで、お昼寝というか爆睡。 (^^ゞ

さて、これからエーストマト恒例の夜の宴会に行って来ます♪

関連する記事はこちら:

サイパンの正体不明のスズメダイをランドール博士に問い合わせてみたゾ

サイパンの正体不明のスズメダイをランドール博士に問い合わせてみたゾ はコメントを受け付けていません


【北マリアナの謎のスズメダイ】

サイパンとテニアンにちょっと変わったスズメダイがいることに気づいて、先月にそのスズメダイの同定をするためにちゃんとした写真を撮りに行った。
深い上に被写体が小さくて結構動くので、なかなか良い写真撮れなかったのだが、サイパンとテニアンの2カ所で3個体の写真を撮ることが出来た。
といっても、写真を撮ったのが3個体というだけで、居る場所に行けばいっぱい生息している。

で、こいつは何か?
デルタスズメダイにしては、背ビレ後端と尻ビレ後端の形が違う。

ブルーアクシルクロミス(Chromis caudalis)に体型は似ているけど、そもそもブルーアクシルの名前の由来となっている胸鰭の付け根の青がない。それと、ブルーアクシルクロミスの体色はもっと褐色だし、サイズも大きい。

形が一番似ていて、サイズ的にも、生息している深さのデータ的にも合うのが、フカミスズメダイ(Chromis leucura)だと俺っちは思った。
背びれや尻ビレの後端が黒く縁取られているのが特徴だが、これには当てはまりそう。
でも、フカミスズメダイの一番の特徴として、腹びれが黄色いことがあげられるのだが、サイパンのこいつは腹びれはハッキリとした黄色じゃない。
微妙に黄色っぽい感じがしないでもないけど。
あと、胸鰭の付け根も黄色いのが一般的だけど、それもない。
目にハッキリとしたブルーのリングが見えるけど、それも図鑑のフカミスズメダイとちょっと感じが違う。

図鑑に載っているスズメダイの中ではフカミスズメダイが一番近いけど、その特徴の腹びれの黄色がないのでフカミスズメダイと言っていいものか悶々としていた。

そこでわからないものは専門家に聞いてみよう!

と昨日思い立った。

で、どこに聞こうかと考えて、まずワイキキアクエリウムが思い浮かんだ。
ワイキキアクエリウムのHPに行ってみたけど、残念ながらというか予想通りというか、問い合わせるようなメールアドレスは記載されていない。
一昔前ならともかく、今の時代はメールアドレス記載していると色んなメールが来て仕事にならないから、メールアドレスを載せてない方が普通だと思う。

ワイキキアクエリウムに問い合わせるという案が消えて、次に浮かんだの恐れ多くもランドール博士の名前。 (^^ゞ

ランドール博士と言えば、インド洋から太平洋地域のリーフフィッシュ研究の第一人者。
リーフフィッシュ好きな人なら誰でもその名前を聞いたことがあるような人。

早速、ランドール博士のメールアドレスを調べる。
現在居住している地域を知っていたので、名前と居住エリアで検索かけたら、メールアドレス判ったちゃった。 (^_^)v

そして、見知らぬ一般人からの問い合わせメールにいちいち返事くれないだろうと思いつつ、ダメモトで昨晩問い合わせメールを出してみた。

メールには、サイパンで撮影した3個体の写真を添付して、腹びれが黄色くなくて、目にハッキリとした青いリングが見えるけど、これはフカミスズメダイでしょうか?
水深××mより深いところで見かけて、水深○×mぐらいまで行けばいっぱい見かけるというスズメダイです。
 

という感じで書いた。
もちろん、自己紹介と挨拶も書いたよ。

すると、な・な・なんと・・・・

朝起きたら、あのランドール博士から早速返事が返ってきてた。

ランドール博士のメールには、

「あなたが送ってくれた写真のスズメダイは、Chromis Leucura(フカミスズメダイ)だと同定します。でも、他の色んな地域でみられるフカミスズメダイと色においていくつか違いがあることに注意する必要があるでしょう。その色の違いというのは、ハッキリとした黄色の欠如と、青い目。DNAの検査をしたら、マリアナのフカミスズメダイは少なくとも亜種であることが示されるでしょう」

という感じのことが書かれていた。
まあ、俺っちの英語翻訳なので、微妙なニュアンスは間違っているかも (;^_^A アセアセ…

ということで、サイパンとテニアンの深場にいるあのスズメダイは、フカミスズメダイそのものか、あるいはフカミスズメダイの亜種のどちらかで、フカミスズメダイということで間違いなさそうだ。

あ~、スッキリした。 ランドール博士ありがとう!

ヒレの黄色い個体は、俺っちはサイパン&テニアンでまだ見つけてないけど、サイパンで腹びれの黄色いフカミスズメダイ見つけたら誰でも良いけど是非写真撮って俺っちに送って欲しいな。
でも、あの小さいスズメダイの腹びれを限られた時間の中で写真に撮るのはかなり難しいんだなぁ。

ランドール博士はフカミスズメダイの写真も送ってきてくれた。

それがこれです。
胸鰭の付け根と、腹びれが黄色いでしょ。
これが典型的なフカミスズメダイなのだ。

ランドール博士からメールの返事をもらって、今日は幸せな一日でした♪

 

関連する記事はこちら:

サイパンの謎の魚の正体がわかった。

サイパンの謎の魚の正体がわかった。 はコメントを受け付けていません


【Xyrichtys halsteadi Randall】

先週末にサイパンのオブジャンで初めて見た魚の正体がわかった。

どうやらこいつは2003年に新種登録されたXyrichtys halsteadi Randallという魚のようだ。
正式な和名はまだ無くて、ホンテンスモドキ属の1種2とか呼ばれているようだ。

そして、こっちは成魚だと思われる。

日本の伊豆とかでも観察例があるようで、それほどレアってもんじゃ無いようだけど、比較的最近に新種登録されて図鑑にほとんど載っていない魚を自分で見つけたってのはちょっと嬉しいな♪

こいつは水中では地味だし、普段あまり行かないところにいたので、案外意識されていないのかも。
エグジットしてボスに写真見せても、見たことないっていってた。
いっぱいいたので、意識さえすれば見つけるのは簡単な魚です。 (*^O^*)

あ~、魚の名前わかってスッキリ!

サイパンの海って、群はいないけど、魚の種類は結構豊富だと思う。
しかも、レアなやつが♪
潜って飽きない海です♪
日本から3時間半のところにこんな良い海があって良かったよ (^_^)v

関連する記事はこちら:

サイパンのアルファスズメダイ幼魚

サイパンのアルファスズメダイ幼魚 はコメントを受け付けていません


【アルファスズメダイ幼魚とフカミスズメダイ】

サイパンとテニアンには、アルファスズメダイがいっぱいいる。

アルファスズメダイはどちらかというと深めにいる魚なのだが、サイパンのボーイスカウトビーチだったら水深15mぐらいでいっぱい見ることが出来る。

ところが、アルファスズメダイの成魚はあんなにいっぱいいるのに、幼魚は全然見かけない!

 

アルファスズメダイの幼魚はどこに居るんだろう?


って、思ってた。

今回のサイパンダイビングではフカミスズメダイ狙いだったのだが、写真をあらためて見直してみると、

 

アルファスズメダイの幼魚が一緒に写っている!!!

 

写真撮っているときは、モンスズメダイの幼魚がいるなぁとしか思ってなかった。

でも写真をよく見てみると、こいつはモンスズメダイの幼魚じゃ無くて、アルファスズメダイの幼魚だ。

 

そして、1月にフレミングの同じ場所で撮ったフカミスズメダイの写真をもう一度見てみると、それにもアルファスズメダイの幼魚が写っていた。

どうやら同じ場所にアルファスズメダイの幼魚もいるようだ。

 

さらに、よくよく記憶をたどってみると、去年の3月にテニアングロットで潜ったときも、”モンスズメダイの幼魚がいっぱい居る場所があったなぁ”と思い出した。

その時の写真を探してみると、やっぱりアルファスズメダイの幼魚でした。

これがその時の写真。
よく見ると、アルファスズメダイの幼魚がなんと8匹も写っている。
8匹見つかるかな?

なぁ~んだ。
幼魚も見逃していただけで、いっぱいいるところあるじゃないか。

でも、アルファスズメダイの幼魚は、成魚より深いところに生息するようで、フレミングで撮ったトップの写真も、この写真もどちらもちょうど松井の背番号の深さ。
普通にダイビングしていたら見かけないのは当たり前か・・・。 (^^ゞ

ということで、テニアンでは、アルファスズメダイの幼魚は松井の背番号の深さにいっぱいいるようです。 (^_^)v
テニアングロットは、ドロップオフ側の洞窟で、洞窟入り口に向かって左側の壁を底まで降りた入り口付近にいっぱいいたのだ。
って、こんな情報役に立たないか (*^▽^*)

 

あ~、昨日から風邪ひいたみたい・・・。
南国サイパンに行って風邪ひくなんて・・・。
まあ、きっと日本を出るときから風邪のウイルスにかかってたんだろうけど。
どうりで、潜っていて寒いと思った。

関連する記事はこちら:

今日も、サイパンで謎のスズメダイを見てきたぞ。

今日も、サイパンで謎のスズメダイを見てきたぞ。 はコメントを受け付けていません


【サイパン オブジャンビーチでダイビング】

今日は、午前中にナフタンとオブジャンの2本ダイビングでした♪

ガイドは毎度のエーストマトのボスこと河原さん。

ナフタンでは昨日のテニアンフレミングに引き続きフカミスズメダイっぽい魚を探しにDeepへ。

今日は腹びれまで写真に撮るのが目標。

昨日のフレミングと同じ深さまで一気に降りて、そのあとグリーンコーラル側に横移動しながらターゲットを探す。

サイズは4cm~5cmぐらいで小さいスズメダイで、しかも色は白黒。
結構な深場なので、小さくて黒いスズメダイは目立たない。
でも、ちゃんと見つけました。 (^_^)v

腹びれまで一応写ってます。
ピントもまあまま。 (^_^)v

でもやっぱり胸びれも腹びれも黄色では無い。
背びれ後端の形や縁取りの黒色はフカミスズメダイそのもの。

黄色が薄いけど、やっぱりこいつはフカミスズメダイだ。
デルタスズメダイだったら背びれの後端はもっと伸びているはず。

きっと・・・。

(;^_^A アセアセ…

今日は透明度抜群だったので、浮上中に見上げたら綺麗だった!

安全停止もちょっと寒いことを除けば、透明度抜群のところは気持ち良いのだ。

 

2本目のオブジャンはちょっと沖目にアンカーリング。

俺っちは一昨日にいった砂地に今日も行ってみた。
今日はコンパスを使って、迷わないように注意した (^^ゞ

オブジャンでは珍しくアオウミガメと遭遇した。

そして、謎のベラさんを見つけてしまった。

こいつはまだ若魚っぽかったが、近くにいる成魚も同じ模様だった。

ベラだと思うけど、もしかしたら違うかも。

Tropic Reef Fishのベラのところを調べても、これに似た魚はいなかった。

日本に帰って、じっくり調べる必要ありだな。

あ~、気持ちよかった!

お昼は、初めて鳥秀・円に行ってみた。

焼き肉弁当・ビーフが予想以上に美味しかった。
昔のムーミン村の焼き肉弁当より美味しかった。
俺っちの定宿のホリデーサイパンの1階に入っているのに、灯台もと暗しでこれまで行ったことなかったのだ。
今度から、お昼は鳥秀の焼き肉弁当も候補に入れよう。

というか、サイパンはガチな日本食を食べれるので、全く食事に困らない。
俺っちには、沖縄の料理の方が違和感があるぐらい。
サイパンは、常夏だしダイビングするには最高な場所だ。

沖縄いくよりサイパンの方が絶対おすすです。
飛行機代も沖縄より安いし、メシは美味いし、海は年中あったたかい。
今日の水温28度でした。

 

さて、明日の早朝4時の便で帰国します。

これから、まず1時間マッサージに行って、体の疲れをほぐすのだ。

そして今晩もアグライアで、ボスと昨日今日とダイビングで一緒だったお客さんとで宴会。
でも、早朝帰国だから酔えないんだなぁ。

関連する記事はこちら: